医療

流山で子育てするなら 休日夜間の診療はその後が面倒

以前のエントリー「流山で子育てするなら知っておきたい夜間休日の病院事情」で、流山の夜間休日の病院事情を書きました。 曜日・時間によってどこに行けばいいのか・・・ 実にわかりづらいし、とても覚えられない。調べるのも面倒ですね。その上、休日夜間…

流山で出産・子育て 車がない!でも病院へ行くには?

流山市の利便性を考えると、自家用車はなくても十分生活できると思っています。しかし出産を控えている方、子育てをしている方は車がないと万が一の場合非常に困ります。 そして、車を持っていても使えないこともあります。 運転手がいない(出張など)、お…

流山で子育てするなら知っておきたい夜間休日の病院事情

流山市では時間・曜日によって受診できる病院が違います。平日夜間・休日の急病は流山市平日夜間・休日診療所へ (月〜土曜 19:00〜21:00、休日 9:00〜17:00[12:00〜13:00は昼休み] 受付は終了時間の30分前まで)map:x139.91779y35.880019:map:h180 平日夜間…

北原茂実氏によるゼロベースで考える日本医療(社会) 東大での講演より

『「病院」がトヨタを超える日』 著者 北原茂実氏講演会 〜正しく思い、正しく考え、そして想いを形にすること〜 (2014年2月16日 東京大学)より北原先生は一言では言い表せないほど色々なことをされています。医療法人社団 KNI(「北原国際病院」、「北…

本田宏氏による日本の医療問題と第三世界の医療の防波堤・キューバから学ぶ

『知ろう小児医療守ろう子ども達の会』による本田先生の公開勉強会 「キューバの医療の現状〜数多く病気を根絶している国から得られる知恵」に参加してきました。本田宏氏は医療問題について、様々な活動をされています。 埼玉県済生会栗橋病院院長補佐。外…

園や学校から受診指示は抑制できないのだろうか・・・

大分間が空いてしまいましたが、先週末から息子が熱をだし、みごとにそれをもらってしまいました。インフルエンザが大流行していますね。どうやらうちの息子ももらってきたのか、珍しく38℃台の熱をだし咳き込んでいました。おかげで今週は子どもとべったりの…

課題解決でNPOや市民活動組織は壊れない

前回エントリー「NPOや市民活動に必要なのは「課題解決」の精神」の続編です。「課題解決」の目的で入ってきた新メンバーに「活動継続」を既存メンバーが期待するとどうなるか。 若い人が入ってくると、新しい後継者!とばかりに「ぜひ思いを引き継いでほし…

NPOや市民活動に必要なのは「課題解決」の精神

NPOには二つの大きくすると二つの形があります。「課題解決型」と「コミュニティー型」「課題解決型」は発生している社会問題を解決すべく、同じ思いを持った人が集まる組織です。「コミュニティー型」は同じ属性や地域の人が集まり交流を深めるための組織で…

家族の役割を見直そう 見直す3つの理由

家庭内の仕事(家事、介護・看護、育児、買物など)は「無償労働」と言われ、日本では多くの部分を女性が担う傾向があります。2011年の内閣府の推計によると。 2011年における15歳以上の一人当たり年間無償労働時間 女性 1381h/年 男性 284h/年金額に換算…

地域医療を守るには地域を活性化させること in 地域医療住民活動シンポ2013 2日目全体発表

地域医療を守り育てる住民活動全国シンポジウム2013に参加してきました。 (2013なのは昨年台風で延期になったため)2日目は1日目のグループワークを発表しました。 全体で多かったのは「地域の病院を守りたい」「地域活動を活性化させたい」 この2つの意見が…

亀山市を例に在宅医療の問題 in 地域医療住民活動シンポ2013 1日目グループワーク

地域医療を守り育てる住民活動全国シンポジウム2013に参加してきました。 (2013なのは昨年台風で延期になったため)1日目のグループワークはテーブルごとに参加者が抱える地域の課題について ロジックツリー?を作成して解決策を考えること。私のいたテーブル…

高齢者の食事・健康に関する感度は高く、適切な距離感もある人はある

所属する患者スピーカーバンクのイベントにスタッフとして参加してきました。 (文京区ふれあいサロン 第2回健康パワーアップ講座)今回は※1型糖尿病の方による血糖値から考える食事の話でした。 (生活習慣によるものではなく自己免疫性疾患なので一般に知ら…

「医療の授業」をはじめた理由

「医療の授業」はじめました。改めて紹介させていただきます。そもそも医療への関心を持ったきっかけは「家族の病気」でした。 それもすぐに治る病気ではなく長い付き合いになるもの。 そう考えたときに、病気のことだけではなく医療についても学びはじめま…

「医療ソーシャルビジネス」は存在しない

「ソーシャルビジネス」という言葉はすでに大分聞きなれてきたのですが、 「医療」がつくと、ちょっと聞いた覚えがない。でも自分が目指すものは「医療ソーシャルビジネス」という言葉があるのであれば、間違いなくそれにあたると思う。 「ミライリョウ」と…

痛みを数的に表現する方法

病院に言った時に、痛みを伝えるのって難しくありませんか? 私はしばらく胃腸の調子が悪く治らなかった時に「ちくちくする感じ?ズンと重い感じ?」とか聞かれましたが、どっちも違うような・・・ なんとも言えない違和感とキュっと絞られているような・・…

「医療の授業」のプレ授業を募集します

「医療の授業」をはじめました。 facebookページもあります。みんなに身近で、役立つ、面白い授業にしたいなぁと思っています。 手始めにwebでの運用を開始しましたが、やっぱりリアルの場を作ってみたいと思っています。皆さんの医療に関する不安・心配・悩…

「医療の授業」はじめています。

すっかり更新が滞っています。というのも「医療の授業」という形で、プロジェクトを立ち上げました。 非医療関係者からみた、医療関係のネタをどんどん発信しています。なので非医療関係者はもちろん、医療関係者の方にも違う視点での新しい気づきがあればと…

待合室から社会を変える

病院や診療所の待合室。どれぐらいの数があると思いますか?30万か所以上あるそうです。それに薬局の5万か所を足すと、全国には35万か所もの待合室があるそうです。 では、その待合室をどれぐらいの人が使っているか。平成23年度の患者数調査では、外来患者…

消費税をあげると病院経営が悪化する 損税の話

「消費税をあげると病院経営が悪化する」ということを知っていますか?『ん?増税で生活費を圧迫するから患者が減る?』いえいえ。仕組み上、消費税を増税するとからなず医療機関は原価が嵩むようになっています。 医療機関が診察で受け取る診療報酬。 診察…

「埼玉の医師数は京都の半分」 平成24年(2012年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況

厚生労働省より2012年末の医師・歯科医師・薬剤師数の発表がありました。 それによると、 「医師数が初めて30万人超え」 「5人に1人は女性医師」 「小児科、産婦人科・産科は医師数増」 ということで、大学医学部の定員増などで医師数は増加し、医師不足が懸…

「長い待ち時間、短い診療時間」への不満をなくすには

病院での待ち時間は、常に医療への不満のトップ項目です。 そして散々待ったのに診察時間は数分。 診察時間の短さも医療への不満上位に並ぶ項目です。 しかし世界と比較すると、 日本の1人当たりの受診回数は13.1回/年 (2010年 OECD加盟国内でトップ、2011…

日本人は満足しない性格

日本人は医療や自分の健康について不満が多い。というデータがあります。 これに関して調べていると面白い資料がありました。 『なぜ日本人は世界一素晴らしい医療に世界一不満を持つのか?』 医学部 1 年 田中 健一2011年度名古屋大学学生論文コンテスト 優…

夜間休日に病院へ行く際の3つの心得

夜間休日に病院へ行かないに越したことはないですが、 怪我や病気はいつでも時間を選びません。 特に子どもは夜になると体調が悪化することが多いですよね。なので病院も24時間対応する病院があり、私たちは夜中でも病院に行くことができます。しかし、夜間…

医療には自己(窓口)負担よりずっとお金がかかっています。

日本の医療費について世界と比較してきましたが、実生活では想像しづらいですよね。 そこで、今回ははじめていった病院で払うことになる初診料で考えてみたいと思います。70歳未満の成人の方が3割の自己(窓口)負担ということはよく知られていますが、子ど…

OECDヘルスデータ2013より「日本の医療費は安い」とは言えなくなってきた

「日本の医療費は安い」社会保障の話で医療費が話題に上がると、「世界と比較すると日本の医療費は安いんですよ」と言われてきました。 OECD内でも医療費は平均以下で、世界トップクラスの平均寿命を誇っている。しかし、日本の医療費が安いとは言えなくなっ…

インフルエンザワクチンが効かなかったのは、予想が外れたわけじゃなかったの!?

昨冬のインフルエンザワクチン、効果減弱の理由:日経メディカル という記事がありましたのでご紹介。昨シーズンはインフルエンザの集団感染のニュースが多くありました。 高齢者施設で特に多かったようですが、ワクチンを接種していた入所者が発症した例も…

日本の医療費も資産も消費もシニア世代が握っているが格差も大きい

国民医療費をみると、全体の医療費の55.6%が65歳以上 (平成23年度 国民医療費の概況より)です。そして二人以上の世帯のうち、日本の貯蓄の6割を60歳以上が保有し、人口の5割が60歳以上です。家計調査年報(貯蓄・負債編)平成24年より総人口では65歳以上が…

【アンケート】インフルエンザ予防接種打ちましたか? 結果発表

【パパ・ママ アンケート】 インフルエンザ予防接種打ちましたか?アンケートのご協力ありがとうございました。 結果を発表いたします。今年インフルエンザの予防接種を受けましたか?という問いに対して「親子で受けた」という方が64%と、一番多い結果にな…

日本の今後の医療費を年齢階級で考える

2011年度の日本の医療費は38.5兆円です。 毎年1兆円ずつ増えると予想されており、今後も医療費は増え続ける方向です。 2011年度も過去最高の医療費を記録ました。 医療費の内訳を年齢別にみていくと、今、日本の置かれている状況がどれだけ緊迫したものかわ…

自治体の医療費助成は多い方がお得?でもない

乳幼児、予防接種などには自治体による助成制度があります。乳幼児の医療費で言えば、元々は「2割の自己負担」となっています。 そこから「都道府県」の助成が入り、さらに「市区町村」ごとの助成が上乗せされ、 最終的な自己負担の医療費が決まります。その…