家族の役割を見直そう 見直す3つの理由

家庭内の仕事(家事、介護・看護、育児、買物など)は「無償労働」と言われ、日本では多くの部分を女性が担う傾向があります。

2011年の内閣府の推計によると。

2011年における15歳以上の一人当たり年間無償労働時間
女性 1381h/年
男性  284h/年

金額に換算すると
女性 142万円/年
男性  29万円/年

さらに専業主婦の平均にすると。

300万円/年間 

かたや、相手の男性は50万円です。

この配分でいいのか!?

という議論もあると思いますが、もしもの時大丈夫?ということの方が問題ではないでしょうか。

そこで「家族の役割を見直す」ことを定期的に行いましょう。
そして見直しが必要な理由を改めて3つ挙げます。

1.災害・病気などを想定して
地震などの災害があったとき、いつもの役割を果たせるとは限りません。
また震災の際には、女性が暗黙の了解で家事労働を避難所でやることになり、
再就職が困難になったという事例もあります。
また怪我や病気。これは家族の誰かがなれば、付き添いが必要になり途端にバランスは崩れます。

2.大変さを知ってもらうため
やってみるとその苦労がわかります。感謝の念もわいてくるでしょう。
お互い自分のやってることは大変だと思い、相手のやっていることは過小評価、または気づかないケースもあるでしょう。

3.もっといい方法があるかも?
自分だけでやっているといつも同じやり方になり、作業が固定化されます。
他の人がやったら、実は違う方法や流れもあり、そっちの方がいい方法かもしれません。

我が家では殆どの家族の役割が夫婦間で入れ替え可能です。
そして、仕事の都合などでバランスが崩れていると感じれば、互いにシェアすることもできますし、飲み会などの参加のハードルも低くなります。家族の病気で長めの休暇になっても夫婦で半々で仕事を休んだり。

みなさまの家庭でも実践されてみてはいかがでしょう?



というようなワークを「文京区 ふれあいサロン」というイベントでやってきました。
サブタイトルが「健康生活パワーアップ講座」なので、イメージと違うというお叱りも受けました(-人-)
『ですよね〜』私も「男女共同参画」とか、そっちの内容だと思いますもん。
病気を絡めて健康としたかったのですが、まだ絡め方が甘かったようです。

予想通りの批判を受けて反省しながらも、想定していたとおりだしOK。
と、割り切ってもいます。これを血肉に替えるのだ!