2014-01-01から1年間の記事一覧

専業主婦・主夫を増やしても少子化対策にはならない 笑っている母親を増やそう

保育環境を整えれば子供を産む、という大ウソ http://blogos.com/outline/101095/という記事が回ってきました。ひと通り読むと、確かに面白い。 大きく頷くところと、思いっきり突っ込みたくなるような部分が満載。 そういう部分はあるのですが、主旨である…

こどもの喘息 身近だけどなが〜いおつき合い

東葛病院で「こどもの喘息 ― 診断とテーラーメイド治療」という講座を聞いてきました。 喘息と聞いて「あ、関係ないや」と思いましたか? いえいえ、関係あるかもしれませんよ。ぜん息の子どもってクラスに一人ぐらいいた気がしませんか? そのぜん息の子ど…

パパスクール流山で夫婦の意識すり合わせをしてきました

パパスクール流山は全3回の講座。 主催はパートナーシップながれやま、講師はファザーリング・ジャパンの方です。パパスクール流山2014 第1回はファザーリング・ジャパン理事の村上さん、林田さんの両名によるパパの本音とママの本音を聴くセッション …

アイスブレイクを日本語にすると場づくりもかけ湯もなんか違う

自分が書いてる記事にカウンター記事を書くという。 注:釣りではありません。 元記事はこちら。 『アイスブレイクを日本語にしてみよう』これは単に個人的な考えです。 発言しにくい場のうえに、グラフィッカーをしていたので。 書きながら思ったことを。頭…

小児医療の問題は医療全体の問題とつながっているんだけど・・・

上り下り、たまに引き返しながら、医療関係の活動に参加するようになって2年以上が経つと思います。 小児医療をよくしたい凄く漠然とした目標ですが、そう思いはじめたのが「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」に入会した時だと思います。多分2年半前ですね…

小学生のための性教育講座 やり方は必要ない。科学的に説明すればいい。

流山の子育てコミュニティ「なこっこ」の主催する「いのちの不思議・生れるということ」 〜小学生のための性教育講座〜 に参加してきました。まだうちの子どもたちは対象年齢(小3〜小6)ではありませんが予習として。 子どもにいのちを教える。という意味でも…

WorldShiftを知っていますか?持続可能な社会へ

WorldShiftを知っていますか? 今の社会は持続可能な社会ではありません。 人口は急速に増え、化石燃料は枯渇し、自然は破壊され、地球は一つでは足りなく2つ、3つ、それ以上に必要という試算もあります。 成長の限界は40年以上前から指摘されています。…

啓発はおこがましくもあるが幸せな社会を実現するには・・・

自分のやっている活動、「医療の授業」という看板に自信が持てなくなってきました。 以前から漠然とした不安は感じていたのですが。まず「医療」という括りが大きすぎる。 スコープが広すぎて一般の人には連想が出来ない。そして「授業」という言葉も、教え…

国保の脳ドック助成の有無が一般市民に与える影響

流山市の国民健康保険運営協議会というものを傍聴してみました。まず「国民健康保険」って何?というところから。 国民健康保険(国保)は、会社員や公務員とその扶養者以外が加入する保険で、主に自営業者、または会社を退職した方が一時的に加入するケース…

窓口で200円を機械的に払っていると医療費ってさっぱりわからなくなる。

先日、子どもを病院に連れていきました。 その病院。ありがたいことに18〜20時に開業している曜日があります。早速このご利益にあやかったわけですが。。。みなさん、診察の後にもらう処方箋とレシート(領収書&診療明細)。 確認したことありますか?まぁ…

医療についてもう一度頭の中を整理してみた。

医療って必要になってから考えるんじゃ遅いんだよね。 必要になった時にはもう余裕のない状態で、考えてる場合じゃない。 今苦しいのをどうにかしたい、どうしたらいいんだ。ってなるから。「医療」って教えてもらう機会がないんだよね。 しかも健康のうちな…

子どもに多い事故〜その対策と対応〜 Q&A編

前回のエントリーでご紹介した講座の後のQ&Aです。 実際にあった「ヒヤリ体験」の共有もありましたので、あわせてご紹介します。 Q.空き箱をあげたところ、中身に乾燥剤が入っていたことに気づかず、赤ちゃんがそれを舐めてしまいました。中身は染み出してい…

子どもに多い事故〜その対策と対応〜 講座編

小児科医から学べる健康講座第3回です。 子どもの死因で最も多いのは「不慮の事故」です。過去エントリー)子どもの死因1〜3位 (平成24年)から 親ができる簡単なことでは、なぜそんなに事故が多いのか? それは「子どもは昨日まで出来なかったことが、今日…

1年半まとめ 振り返り

9月前半のエントリーで絶不調。 不調ぶりを可視化して振り返ってみたと書いたのですが、後半から怖いぐらいいろんなことがかみ合っていい話が舞い込んでいます。 こんなに順調なのはこの1年半ではじめて。「いや、これ嘘でしょう?」と思っていたら、やっぱ…

発達障害でも父親のネットワークをつくろう!

ファザーリング・ジャパンで発達障害児のいる父親とその家族を応援するプロジェクトが始動します。発達障害児のいる父親とその家族を応援しよう!〜メインマン・ プロジェクト始動!先日このプロジェクトのミーティングに参加してきました。 そこであげられ…

女性の社会進出を促すために一番有効なこと

小室淑恵「山積する社会問題をタダで解決する、たったひとつの方法」 http://www.yomuradio.com/archives/657それは「長時間労働をやめる」ということです。この記事はとても共感できる部分が多い。 長時間労働の弊害はもはや明らかだと思っているのですが、…

不調ぶりを可視化して振り返ってみた

事実と気持ちを分けて、事実をしっかり認識する。 認知の矯正の一つとしてよく言われることです。 そこでブログの過去のエントリーから、去年からの自分を振り返ってみました。 当初は毎月末に振り返りのエントリーを書いていたのですが、途中で辞めてしまい…

目覚まし時計が鳴るように毎日ネジを巻かないといけない

2月に参加させていただいた「地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウム2013」の中で、ある人が紹介していた本を今更ながら読んでみました。人生の目覚まし時計posted with amazlet at 14.09.05富田 欣和 PHP研究所 売り上げランキング: 237,482Amazon…

子どもの命が子育て中の親の犠牲で成り立っていていいのか

東葛病院での講座をもとに連続でエントリーを書いてきました。 私は東葛病院の関係者ではありません。 でもここまでしつこく書くのは、東葛病院の小児科をすごく応援したくなったからです。 当日講演をしていただいた小林医師この方も小さなお子さんのいる母…

子どもがけいれんしても救急車を呼んではいけないのか? 入院率3%の是非

前回のエントリーで東葛病院の救急センターの入院率が3%と書きました。東京都の平均と比べても悪い数字ですし、愛友会病院との平日夜間の輪番制がなくなり厳しい運用となっています。では、入院率はどれぐらいの数字が理想なのでしょか?すべての親が我が…

流山には子どもの救急病院が少ないのか?

前回のエントリーで流山の小児救急を担う東葛病院の実態を紹介しました。 子育て世代の流入が多く、子どもも増えている流山ですが、それ以上に 子どもの急患が増えています。では、実際のところ東葛病院の小児の急患は多いのか? それって、流山市の人口増に…

流山の充実しつつも厳しい小児救急医療体制の実態

母になるなら流山の充実しつつも厳しい小児救急医療体制の実態についてです。データに関しては市・東葛病院のホームページと、東葛病院の下記の講座での資料のメモも利用しています。健康講座「小児救急のかかり方」 東葛病院小児科科長 小林医師 流山市で小…

「公助より共助」 条例があっても地域に繋がれない人は取り残される

2014年7月12日のタウンミーティングより。(仮称)流山市地域支え合い活動推進条例(案)|流山市について。説明を聞いてきました。今回も「健康福祉」がテーマなので若者は少な目。 (若者も関係あるんですが) その分?内容が参加者にマッチしていることも…

2015年度 ランドセル選びツアー

6月の頭から周りでランドセルのことが話題になり、最近では決めてしまった人の話も。 そこで7月の第一の日曜日。我が家もランドセル選びツアー決行しました。時間はこんな感じでした。10:30〜黒川鞄工房(東銀座) 11:00〜池田屋(銀座) 14:00〜土屋鞄(日…

食品の裏側

家族の食をあずかる身として読んでみた一冊食品の裏側―みんな大好きな食品添加物posted with amazlet at 14.07.07安部 司 東洋経済新報社 売り上げランキング: 339Amazon.co.jpで詳細を見るこういう本は精神衛生上よくない。 でも目を瞑るのも違う。と思った…

災害時、流山市の救護所はどこにできるの?

大規模災害だとどこの病院があいてるかわかりませんし、地域の拠点になるような病院へ出向いても、 重症患者優先で一般の方は門前の救護所での扱いになるそうです。ちなみに避難所、救護所、災害拠点病院それぞれ役割があり、場所も異なります。 これを事前…

お薬手帳を持参したら増える自己負担20円を考えよう

2014年4月から薬局で薬をもらう際に「お薬手帳を持参したら」自己負担が20円増えました。「支払う金額が増えるなら、お薬手帳なんて持っていかないよ」という意見を多く聞くのですが、それで「薬のリスク」回避できれば安くないですか?持っていかな…

講演 「伝える医学 伝わる医学」 at 東大医学部五月祭 2014.05.17

ゆうきゆう×石川善樹×瀬尾拡史 3名の講演の後、パネルディスカッション。それぞれ全く違う経歴で、同世代ぐらいの若い先生。 これだけの逸材を呼べるのはさすが東大。3人とも30分という枠での講演が驚異的に面白かったです。 人前で話すという点だけでも学ぶ…

深刻なの医師不足だけではない!

日本では医師が足りていません。 では都道府県別にみると、どの県が?H24年 人口10万人あたりの医師数(医療施設従事者数)(※1) 1位 京都府 296.7 2位 徳島県 296.3 3位 東京都 295.7 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 45位 千葉県 172.7 46位 茨城県 167.0 47位 …

新しい職場で仕事ができないと気負いすぎない為におすすめする本

4月も第4週になりました。社会人の方は、そろそろ研修が終わり配属される方。4月に異動になりやっと慣れてきた方。 新しい職場への対応で気苦労も多いかと思います。折角配属されても教えてくれる人がいない。 それどころか話しかけずらいほど周りが忙しそう…