2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の今後の医療費を年齢階級で考える

2011年度の日本の医療費は38.5兆円です。 毎年1兆円ずつ増えると予想されており、今後も医療費は増え続ける方向です。 2011年度も過去最高の医療費を記録ました。 医療費の内訳を年齢別にみていくと、今、日本の置かれている状況がどれだけ緊迫したものかわ…

自治体の医療費助成は多い方がお得?でもない

乳幼児、予防接種などには自治体による助成制度があります。乳幼児の医療費で言えば、元々は「2割の自己負担」となっています。 そこから「都道府県」の助成が入り、さらに「市区町村」ごとの助成が上乗せされ、 最終的な自己負担の医療費が決まります。その…

インフルエンザの予防接種受けましたか?

今年も寒くなってきました。 そうすると職場でも「インフルエンザを受けてください」「助成を出します」などという話が出てくるかと思います。 かかりつけの病院があれば張り紙などでの告知も出てきますよよね。そんなインフルエンザの予防接種ですが、 私が…

流山の子育て環境は設備もサービスも充実! でも足りないものがある

流山市で行われたワークショップに参加してきました。市内4地区で子育てワークショップを開催託児つきでしたので、今回は夫婦で参加してきました。来場者は12名。 子育て評議委員は8名。 市役所の方が5名ぐらい?保育スタッフもいるので、 今回も参加者のほ…

医者は健康のプロではない

前回のエントリーで家庭医は儲からないと書きました。家庭医に求められる「予防」や「健康管理」をするより、病人をバンバン診察した方が儲かる仕組みになっています。 薬の処方と検査から得られる利益が多いのです。しかも出来高払いなので、必要以上に薬の…

かかりつけ医の闇の歴史 家庭医は儲からない?

『家庭医と総合診療医(とかかりつけ医)の違い』について書いたところ、「かかりつけ医」という意味不明な言葉が流布し、家庭医という言葉が忌避されて来た背景には不幸な歴史がある。ということを紹介していただきました。総合診療医普及のカギは報酬制度 …

総合診療医が小児を診る信頼性

先日日本プライマリ・ケア学会のレポートをいただき、 「総合診療医に診てもらった親のアンケート」という、そのままズバリのアンケート結果を読ませていただきました。前回のエントリーにあるように、総合診療医なので、まちの開業医ではなく、病院での対応…

家庭医と総合診療医(とかかりつけ医)の違い

「家庭医」と「総合診療医」最近よく話題になるのですが、期待される役割は近く、 これという説明を聞いていなかったので、同意義に使っていました。 なんとなくのイメージは、「総合診療」は学問として呼び名がついていて、「家庭医」はどちかというと俗称…

子どもを小児科医以外の医師に診察してもらうことをどう思いますか?

子どもを小児科医以外の医師に診察してもらうことをどう思いますか?という内容でアンケートを実施しました。 回答はシンプルにとても不安 少し不安 どちらとも言えない 不安はないの4択そして下記のような結果になりました。強い希望は少ないですが、やっぱ…

時間軸でワークライフバランスを見直してみよう

イクメンイクメンというが、世間では家事育児の男女比はどうなっているのか? 『平成23年社会生活基本調査』をみると、時間軸でとてもわかりやすいと思います。まず、家事時間。 30代以降の女性の家事時間が4時間を超えていることに驚き。 それに引き換え、1…

県立と赤十字という異なる経営主体病院の日本初の連携運営はあくまで「連携」どまり

前回に引き続き。 埼玉県立小児医療センターの移転の問題を調べていると、さいたま赤十字病院と同じ区画に移転することがわかりました。二つの病院が合併し、得意な分野を活かして周産期・小児救急の体制を整える。なんて画期的なんだ!と、思ったのですが・…

小児医療センターは都心の真ん中に必要なのだろうか

東京新聞:小児医療センター移転問題 患者「家族の会」 県に要望書:埼玉(TOKYO Web) 埼玉南部の小児医療の環境が悪い。というのは前々から聞いていたのですが、 こういった移転の計画は知りませんでした。移転の内容をみると、さいたま赤十字と連携して、小児…

流山市 子育てワークショップ開催 次は11/24(日)

流山市内4地区で子育てワークショップを開催されます!みんなのアイディアでもっと流山を子育てしやすい街へ 〜みんなで育てよう!流山子育ての木〜 http://www.city.nagareyama.chiba.jp/10838/10841/019071.htmlすでに11/10に2地区で開催されております。 …

子どもが変わる 怒らない子育て

育児本を見ると必ずと言っていいほど「子どもの視点で」と書いてあるのですが、これがなかなか難しい。わかるように「具体的に説明する」例えば「そろそろ片づけて」ではなく「あと3回遊んだらおしまいね」といった感じに説明する。行動には理由がある例え…

悩みを書き出して、主語が自分ではない悩みは、解決できないからすべて消す

主夫になってから主婦の子育てのつらさを身をもって感じます。育児中のお母さんの悩みで、 「子ども以外の大人と話す機会がない」というのがあります。 これ、本当にしんどいな。と実感しています。人とおしゃべりするのが好きなタイプではないのですが、 子…

当ブログのアクセス状況から休日はお休みにしようかと

このブログも一応アクセス解析をしています。 どうにか1日で100アクセスぐらいは頂けるようになってきました。しかし、休日と平日の差が激しい。 休日はアクセス数が半分程度に落ち込みます。「休日に記事を書かないんだから当たり前だろう」という見方もあ…

防犯するなら町内会を使え

ファザーリングジャパンの 「パパの危機管理プロジェクト」キックオフイベントに参加してきました。防犯というとどんなイメージでしょう? 実は凶悪犯罪。「他殺」というのはとても少なくなっています。死亡例だけでいえば、以前のエントリーで書いた通り、 …

プレゼン用のリモコンはスマホで十分

プレゼン用のリモコンはスマホで十分前回のエントリーで紹介したリングマウスがちょっと残念な結果でプレゼンで使うには十分ではありませんでした。 そんな矢先に、iPhoneをリモコンにしてプレゼンをしている人を見ました。あ、これAndroidでも絶対あるな。…

プレゼン用にリモコン代わりにリングマウスを買ってみた

プレゼンの際に使うリモコンがなかったので、ちょっと調べてみました。 昔は専用のリモコンを買うと結構な値段がしたのですが、ページ送りだけならマウスでもできるしな・・・ ポインタはパワーポイントの方を使えばいいか。そんな条件で探してみて、以下の…

ザ・プレゼンテーション スライドからの脱却・時間的労力を惜しまない

前回からの続きプレゼンの目標が「情報を伝える」のではなく、「経験してもらう」である場合。 「学んで・理解してもらう」というものではなく、「共感して、協力してもらう」というケースだと思います。その時にスライドはどう変わっていくか。「スライドを…