インフルエンザの予防接種受けましたか?
今年も寒くなってきました。
そうすると職場でも「インフルエンザを受けてください」「助成を出します」などという話が出てくるかと思います。
かかりつけの病院があれば張り紙などでの告知も出てきますよよね。
そんなインフルエンザの予防接種ですが、
私が話を聞いた医師の間では、
「どっちでもいいと思いますよ」
という声が多いです。
医師の講演を聞きに行った際にも。
医師のブログ、著書でも。
娘のかかりつけ医でさえ。
ちょっとでも受けた方がよければ
「受けとくといいですよ」
ぐらいのことを言われそうなものだと思うのですが。
そこで、みなさまの考えも気になったので、
下記のアンケートを実施中です。
是非ご協力お願いします。
12月初旬に結果発表予定です。
【対象:未成年のお子様がいる方】
インフルエンザ予防接種についてお聞きします
https://docs.google.com/forms/d/1Tp9Lm3yoeM3lxVPe-_jvwhY8jRvvWr-miN0pCU1BOeI/viewform
子どもの病気の話をしたとき、予防接種は避けて通れません。
とても関心の高い話題です。
その中でも「インフルエンザ」は毎シーズン、2回接種 (中学生以上は1回でもよい)することになっています。
しかし、この「インフルエンザ」。医者によっても考え方がまちまちです。
当然のように接種を勧める医師もいれば、どちらでも構わないという医師もいます。
接種を控えた方がいい。という医師は少数のようですが、「私は受けない」と公言する医師もいますし、「どちらでも」という医師は多いと感じています。
(お金の問題もあると思いますが・・・)
では「どちらでも」と考えるその理由は?
インフルエンザは様々な種類があり、予防接種はその年流行りそうな種類を予測して作るから。予想が外れると効果がない・薄い。
というのはみなさん聞いたことがあるかと思います。
予防接種の効果の調査に関しては、1980年代に前橋で小中学生を対象に行った有名な調査があります。
「前橋レポート」と言われていますが、このレポートではインフルエンザ予防接種の効果は疑問視されています。
『ちょっと古いけど、そのレポート信頼できるの?』
と思われるかもしれません。
古さの問題ではないのですが、このレポートの信頼性に関して問題点を指摘されることもあります。
ただ、このレポートを完全に否定するような調査がその後なされていないことも、現在の「どちらともいえない」状態が続いている原因ではないでしょうか。
インフルエンザの予防接種が効くのか・効かないのか?
これを調べるのは困難ですが、感覚的でもいいから知りたい。
その前に「どれぐらいの人が予防接種を信じて受けているのか」というのを知りたくなりました。
インフルエンザの予防接種に関しても一般論では「受けるべき」となっていると思いますが、
どちらかへの決着を目指すものではありません。画一な結論が出るものではないと思っています。
ハイリスク群(乳幼児・高齢者・他の疾患を抱える者)や医療関係者の接種はすすめるという意見もあります。しかし、この対象者ですら受ける必要はないという意見もあります。
決して「インフルエンザ」は大したことない。罹っても大丈夫。という話ではありません。
「インフルエンザの予防接種の効果」が疑問視されているということです。
予防接種を受けるより、罹ったら大人しく療養して治す事が(認められる社会)一番。
という意見もあるのです。