流山で子育てするなら 休日夜間の診療はその後が面倒

以前のエントリー

流山で子育てするなら知っておきたい夜間休日の病院事情

で、流山の夜間休日の病院事情を書きました。
曜日・時間によってどこに行けばいいのか・・・
実にわかりづらいし、とても覚えられない。調べるのも面倒ですね。

その上、休日夜間の病院へ行っても、入院が必要な場合などを除くと、期待する十分な処置は受けられない可能性があります。

流山市のホームページ内の平日夜間・休日診療所のページには

「急病患者に初期診療と応急処置を行います。」

と書いてあります。さらに流山医師会のホームページには

急に具合の悪くなった患者さんに、初期診療と応急処置を行います。処方できる薬は原則として1日分です。健康保険証をお持ちください。
平日夜間・休日診療所で対応できない場合は、市が指定した第二次救急病院などを紹介します。

どちらにも書いてあるのが「初期診療と応急処置」ということです。

「初期診療(プライマリ・ケア)」というのは、現状を総合的に判断して症状の切り分けをして、専門医にかかったり、入院の必要があればそこにつなぐ役割です。なので重症の場合、主に入院が必要な場合ですが他の病院を紹介されます。紹介された病院へ行きなおしです。

「応急処置」という言葉がありますが、『病院なのに応急処置っておかしくない?』と思いませんか?
何故「応急処置」かというと、次の診療時間(平日昼間)までのつなぎだからです。
だから薬も原則として1日分です。

他病院へ紹介になる割合は1割、応急処置で終わるのが9割ぐらいだそうです。

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平日夜間・休日診療所や救急病院は継続的に患者を診る場所にしたくないんです。

スタッフも少ない、会計も出来ない、薬局も開いてない(から病院内処方)。

患者としても、薬は1日しか出ないし、次に行っても同じ医師がいるとは限らないし、精算が後日になることもあり、あまりいいことはありません。
流山の病院での経験はありませんが、会計に関しては預り金を払って後日精算。というのが基本だと思います。

しかし、大体子どもは夜に具合が悪くなるし、休日に限って風邪をひく。しかも悪化するのが早い。

もし、時間が19:00〜22:00の間であれば、

「子どもの急病電話相談 #8000」

に電話すると専門の看護師に病院へ行くべきか相談できます。ただ、時間がね・・・
24hやってくれると、堂々とお薦めできるのですが。

働く側も人間なので、夜間休日の受診というのはどうしてもいい診療を受けられないのです。
できることなら病院は日中や休前日に行っておきましょう。