仁義なき水いぼとの戦い 〜保育園編〜
なんとなく『水いぼかな?』と思いつつ迎えた6月末のある日。
プール開き前なので。と病院での診察を促されたことから始まりました。
病院へ連れていくと、
「うつらないからプール入っていいよ」
という回答。
あれ?と思って自分で調べた。
過去エントリー)水いぼはプール禁止?
なんだ〜プール入っていいんだ。
と、保育園で説明するも、理解してもらえない状況(?)。
過去エントリー)子どもの病気について詳しいのは 保育士>親 ではない
胸の見える位置の水いぼには絆創膏を貼ることは承諾したものの、お尻の隠れる部分への必要性はないと主張し、物別れに終わる。
そして、間違いなく厄介な親だと思われ、腫れ物を触るように対応されている気がする日々を過ごす。
その間に娘の入院騒動で、2週間以上休んだため忘れかけていた8月頭。
再びお尻の水いぼが赤くなってきたことから
「覆っていただけないですか?」
という依頼を受ける。
「いや、水着で覆ってるでしょ?」
「でもうつると心配ですし」
「水いぼは直接接触しないと(以下略」
という問答を繰り返す。
心配はわかるのですが、おむつ+絆創膏での登園は不衛生(尿と便で汚れる)に思われ、他の園ではTシャツや服みたいな水着(ラッシュガードっていうんですね)を着用してればOKだった話をして、承諾してもらう。
実際、絆創膏でかぶれてしまうことは共通の認識で、覆うのであれば他のものでも。
ということで、着地できました。
このやり取りで話した先生は2人。(聞いてたのはクラスの先生全員だったりするのですが)
私が調べたのは主に医者の見解だったので、「その常識的判断は医学的にはおかしい」という切り口で客観的に話したところ、「私たちも詳しくは理解していない」という話がありました。
そこで、私が調べた中で最もまとまっていた資料を持参しました。
(やめときゃいいのに。と妻には思われたと思います)
かわかみこどもクリニックホームページより
説明用リーフレット
新潟県医師会の提言と鯖江の調査で治療の有無による効果が出ていない点が載っています。
また、今年は学会から見解も出ています。
日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会の統一見解
皮膚の学校感染症について(PDF)
以上のように、どうにか絆創膏を逃れ、Tシャツ着用で承認を得ました。
そして私の論拠になった資料の手渡しまでしました。
これで水いぼとの戦いが終わることを祈るばかりです。
って、水いぼは治ってないので、これじゃ「保育園との」になってしまいますね。
ここまでできたのも、園の先生の柔軟性があったからだと思います。
「衣服を着用してプールに入る」
という当初から考えていた落としどころは、話してみたらあっさり受け入れてもらえました。
園自体が新しいこともよかったと思います。古くからの園だとこうもいかないかも?
私自身もトータルで考えると「うつらない」と断言して、何の配慮もしないでプールに入れることが妥当とは思いません。
この辺りはまた次回。