インプット満足病にかかりました。

この病気は自覚症状がなく、しかも気持ちだけはたかぶるので厄介です。
とてもいいインプットが続きすぎたり、何か大きなきっかけがあったり。
あとは、身近なパートナーやメンターが気づいて言ってくれる。

そんなことがないと見過ごしがちです。

インプットがないよりあった方がいいのは当然。
でも、気づくと何もアウトプットしていない。

良質なインプットが続けば成長しているような満足感だけは得られます。
周りもその時の本人の満足そうな顔を見ているだけなので気づきません。
(また、直接は言いづらい)


前職を辞めた理由の一つに

「インプットしてもアウトプットする場所がない」

というのがあります。

退職してそろそろ1年。気付くと再びそうなっている自分に、今、愕然としています。

この1年間、全くやってこなかったことをしているので、何をしてもインプットを得られるし、成長はしていのは間違いないと思います。
しかし、振り返ると、何かアウトプットしたのだろうか?
しかも土日を散々潰して、ファザーリングもろくにせずに。


良書に当たっただけに満足していた日々。
それを記憶に残し、行動に反映するにはアウトプットしないといけない。
そのために、要約を書いたり、メモを残すということをするようになりました。

しかし、テキストに起こすだけでは、自分の中で視覚的にアウトプットしてるだけで、周りへは全くアウトプットしていないと感じるようになりました。


今の自分もこれだよ。


医療に関して全くのど素人だったから、何を学んでも新しいし、すごいインプットがある。
だけど周りに何かできたのかというと、何もしていない。
人前でしゃべるのも苦手だったし、ファシリテーションも知らなかった。
そのために研修を受けさせてもらったり、色んな人が色んなことを教えてくれた。

でもそれをアウトプットできているのか?

もっと人の役に立つことを、周りへのアウトプットを考えないといけない。
そんなことを思い鬱々悶々としているこの数週間。
やることが迫ってたり、娘が体調を壊していたので目を瞑っていたけど、、、鈍くて重いこの感覚。

それでも少しは光が差す方向が見えるのは、1年間頑張った人脈のおかげかもしれない。