ファシリテーションとは何か? 研修を受けて

何度かお邪魔している「ペイシェントサロン」というイベントがあり、
今回同じイベントが各地で開催できるように。という趣旨で 第1回ペイシェントサロンファシリテーター講座が開催され、参加してきました。

そのなかに、ズバリ

ファシリテーションとは?」
・責任をもって場を「守り」「立てる」役
・参加者の気づきを促す
・参加者の「最大納得」を目指す

というものがありました。

私がFAN(流山ファシリテータークラブ)で以前書いた記事を引っ張てきます。

ファシリテーションって何ですか?

両者を比較した時、違いは「そこに参加している人」だと思いました。
ペイシェントサロンは基本的に有料で何かを得たい。
と思っている人が参加する場です。
しかしFANが想定しているのは、そういった条件にとらわれない。
会社での会議など、全てのミーティングなど人が集まる場を想定しています。

もちろん重複する部分があるのですが、ファシリテーターに対する役割の重さは、ペイシェントサロンは少し重い。これは前述の条件から考えると当然だと思います。

FANに関していえば、そもそも「ファシリテーションとは?」という定義すらしていない。
それぞれ個人により違い、その場でも異なるものと認識しています。
これも会の趣旨からするとその通りだと思います。

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今回今までになかった面白い点は
「テーマをその場で決める」という手法。

私の思い込みの部分もありますが、人が集まるからには「テーマがあって」始まることを前提にしていました。
ペイシェントサロンではもちろんイベントの方向性はありますが、テーマは参加者の持っている背景から探り、その場でファシリテーターが決めるケースがあります。

だから参加者の自己紹介がとても大事。
計算されたファシリテーションが重要になってきます。

参加者として振り返ると、見事なファシリテーションに感服します。
テクニカルだけどこういう技術も欲しいなぁ。


研修では実習もしましたが、まだまだでした。。。

時間が短いとか少しでも余裕がなくなったり、並列処理が必要になると、途端にぼろが出ます。