40年続く、変わらぬ医療問題

医療問題は医療提供側から検討されることが多く、受ける側からの視点が欠けると言われています。

消費者庁のHPに、消費者の立場からみた問題がうまくまとめられていました。

「消費者の立場からみた医療問題について」

この中に下記のような記述があります。

5 意見の反映と教育

(1) 医療を受ける側からの意見の吸収の不足

医療関係審議会に医療を受ける立場の代表者が参加する等のルートを通じて医療を受ける側からの意見が常時医療のあり方に反映される形になっていない。

(2) 医療に関する一般的な教育の不足

自己健康管理,医療に関する認識,医療機関の選択などの基礎となる事柄についての教育が学校をはじめ,その他の機会においても十分に行なわれていない。

この2点について、私も強く同意し、改善したいと考えています。
この2点を改善することは、現在の多くの医療問題への処方箋になると思っています。

消費者庁でもここまで言及しているなら、やっぱり自分の考えは間違っていない。
そう思い最後に、このページの日付を確認したら

昭和46年12月15日
国民生活審議会会長所見

40年以上も前の内容でした!!

40年以上も続いているとは、これはとても一筋縄には行くわけないね。