「子どもは大人のミニチュアじゃない」と父親に言い聞かせてみたら

よく子どもの成長や病気に関して

「子どもは大人のミニチュアじゃない」

ということが言われます。

身体のバランス・・・頭の大きさ、手足の長さ
身体の機能・・・体温調整、呼吸器の構造

などなど、あげていくと色々あると思うのですが、
どうも「大人と同じ感覚で考えてしまう」ことが、子どもが病気の際には問題になっていると感じます。

熱が出てあわててしまったり、逆に「その程度はほっといても」という油断など。
自分の感覚や経験に重ねずに、子どもを「別の生き物」として認識しているぐらいの方が正しい判断が下せると思います。
そもそも乳幼児の場合、子どもの経験を覚えている人はいないはずなのですが、そういった判断をしてしまいますよね。

そういった判断をよりしてしまいそうなのは、話に触れる機会が少ない父親の方が多いと予想しています。
しかし、「子どもは大人のミニチュアじゃない」ということを学べば、父親の方がより冷静に判断できるんじゃないかと私は思っています。
お母さんたちは世の中に溢れる情報に触れて、混乱したりわからなくなることが多いそうです。

父親は家庭の中で、情報収集して物事を判断する、決める。というのが多い傾向があります。
例えば旅行や少し高い買い物。そういったものは実際にはお父さんが最終決定者。
というケースを多く聞いています。

そこでお父さんにも「子どもは大人のミニチュアじゃない」と病気のことや成長のことを学ばせたら、きっとお母さんにも子どもにも、よりよい接し方や判断、協同ができると思います。


そんなわけで、子どもの病気のことに関しては、育児の中でも特に「母親がみるもの」ということになっていますが、父親側からアクションを起こしたらどうだろう。
というのが、以前から考えている一つの企みです。

せっかくファザーリング・ジャパンにも入会したので、このあたりのアクションを起こしてみたいと思います。
さらに「医療関係者から子どもの父親に期待すること」も調べられたらなぁと思います。