PTAは楽しいのか?パパが関わる意味は?

先日初めてファザーリング・ジャパンの座談会(飲み会)の参加してきました。

テーマはずばり「PTA」

息子は年中なので、再来年になりますが、他人事ではありません。
まだ「PTA」がなんなのかもよくわからずに参加しましたが、役員経験者の方も多く、実体験からの苦労話や泣ける話、改革の実行などなど、盛りだくさんな内容でした。

主観的なまとめより、私がメモを書き出して、様々なケースや意見がご紹介できればと思います。

<PTAをうまく回すためには>
・建設的な校長の時に話をすすめる(3年周期ぐらいで校長・教頭もかわる)
・スケジュールは早目にコミット(→遅いとパパが参加しづらい)
・PTA総会の時に「おさがりもらえる券」を配る(参加率UP)
・地域の人を取り込む(保護者・先生は変わっていくが、地域の人は変わらない)
 →Newファミリーはやりづらくなることも
・町内会など世代をまたがせたかかわりをつくる
・時間曜日を分ける
・アンケートを取って実態を把握する
・役員選考を手紙にした(自薦他薦を考慮して)
・PTA総会で役員は最後に感極まり泣いてしまう←この姿をみんなに見せる

<パパが入る意義>
・ママたちだと「みんなに負担がないように」となりがち(活動の内容が薄くなる)
・ママだけだと話が進まない、決まらない(パパが言うとズバッときまる)
→この背景には「かどが立たないように」という思いがあり、
 誰か一人でもズバッといって嫌われる覚悟のママがいれば進む。

<PTA実態>
・会長だけパパのケースは多いが、名誉職として扱われ調整雑務がママになる
 →調整雑務の仕事もパパの方が得意な内容も多い
・基本的には平日に、仕事(パートも含む)休んででも集まっている。
 →時代や地域によって隔たりはあり。
・専業主婦が多い
・副会長が権力を一番持っているケースが多い。実質的な根回し対象者
・低学年や入会年数が浅いうちにやってしまった方が負担が少ない(と思ってやる人が多い)
・PTAをやりたくないという理由で保護者参観を休む親も・・・

<改革例>
・役員任期に上限を設けた
・役員人数の上限を撤廃(→パパも実行部隊に名乗りをあげやすく)
・PTA活動をオープンに宣伝した
・役員の半分にワーキングマザーを取り込み、専業主婦と分業制にした
・楽しいと口コミして本部役員には愚痴は口止めする

<実はこんなメリットも・・・>
・地域の知り合いができる
・他の子をみる楽しみができる
・ぶっちゃけ先生への発言が通りやすい(モンスターxxには思われない
・まちへの愛着がでる
・社販系のお得情報が手に入ることも(ファミリーセールなど
・子どもへ親の姿を見せられる

<その他>
・言いだしっぺになりたくないし、みんな帰りたい。
・終わりの時間が決まっていない
→上記2点より、多くのママは打ち合わせがうまく回すのが苦手だったり、その必要性を感じていない

・PTA会長は名誉職でしゃべるだけ。と言われるが、地域のイベントに駆り出されて大変。
→反面、地域の権力者とも繋がれる

・パパが会長になったら、既存のママたちのルールを読むことも大事
・自薦でやりたがる人は一応警戒される→面談する

PTAにしろ保護者会の役員にしろ、やりたがる人は少ないです。
でもやってる人から言えば、メリットが見えてないということ。
このメリットをいかに伝えるかが問題と感じています。

また、パパの参加に関しては、ママが多数派とはいえ、やることはいくらでもあり、役割もありそうです。
どうも「女社会」という気がして抵抗はありましたが、その必要はなさそうですね。

うちの学区は今建設中の学校になるので、はじめっから潜り込んだらちょっと面白いんじゃね?
と野心を抱いております。