ベビーベットの代替品と言えば・・・

フィンランドではベビーベットの代わりにダンボールを使うそうです!
それが世界トップクラスの乳児死亡率の低さの要因になっているとか。

ベビーベットは場所をとるし使わなくなったら邪魔。
布団だと蹴ってしまったり、きょうだいやペットが心配。衛生的にもよくない。
そう考えるとダンボールは意外とありなのか?


と、半信半疑で読んだ記事なのですが冗談でもない話。

フィンランドの乳児死亡率が世界一低いのは段ボールで赤ん坊を育てているから - GIGAZINE

BBC News - Why Finnish babies sleep in cardboard boxes

ベッド代わりに使うダンボール。
政府から妊婦に送られるもので、なかにはマタニティーセットが入っているのです!

その中身はこんな内容です。


マットレスマットレスカバー・シーツ・羽毛布団カバー・毛布・乳児のベットになる箱本体・スノースーツ・帽子・ミトン・靴・フード付きの軽い服・ニットのオーバーオール・ソックス・ニット帽子・目だし帽・動きやすい上下続きの服・男女ともに使える色や柄のレギンス・フード付きバスタオル・爪切りばさみ・ヘアブラシ・歯ブラシ・お風呂の温度計・おむつクリーム・洗体用の布・布おむつセット・乳児用ガーゼ・絵本・噛んでも大丈夫なおもちゃ・ブラジャー・コンドーム

上記記事より

いかにも北欧的なデザインでおしゃれですね。
ダンボール本体の底に同梱のマットレスを敷けば、ベットに早替わりするのです!

妊婦はこの箱を受け取るか現金140ユーロかを選べるのですが、95%もの妊婦が箱を受け取るそうです。
しかも妊娠4か月より前に病院に受け取りにいかないともらえないので、嫌でも受診をすることになります。
これで最近話題の飛び込み出産も防げるのでは?

1938年、始まった当初は低所得世帯のみだったそうですが、1949年から変更され、現在では伝統となり受け継がれているようです。
こういううまい仕組みを日本でもつくれるといいですね。