きょうだい子育て 〜けんかはよくなくない〜
『きょうだい子育て』を読みました
最近きょうだい喧嘩が多く、少し滅入っていたので。
喧嘩の理由は決まってお兄ちゃんの妹への細かい注意から始まります。
手を出せば妹が泣く。というケースは意外と少なく、その反撃でお兄ちゃんが泣く。
というのが同じぐらいあります。
手を出さず口だけでも「妹が完全に無視する」というパターンでお兄ちゃんが泣くことが多いです。
まだ2歳なので無視してる、というか言ってることがわかっていない、または会話で答えられない。というのが理由だとおもいますが、お兄ちゃんは許せないようで。。。
でもこの本を読んで目から鱗だったのは
「ケンカはよくない」「きょうだいは仲良くすべき」なんていうのは大人の理論を当てはめている
という言葉。
ケンカしてると止めないと。と思ってしまうのが親心ですが、子どもにしてみればコミュニケーションの一種。
そう思うと「ほっとけばいいか」と思えるようになりました。
そして「ケンカは両成敗ではなく両受容」ということ。
「両成敗」や「親が互いの話を聞いて判断する」と親の主観で判断することになります。
そうすると公平性に欠けます。
それぞの話を聞いて受け止めるだけ。その先はそれから考える。
放っておくにしろ、事情を聞くにせよ、まずそれぞれを受け止めること。
この考えでお兄ちゃんへの対応はだいぶ楽になりそうです。
まだ下の娘は事情を話せる歳ではないですが、話せるようになったらもう少し本人たちでも解決できそうですし、あまり口を出さないようにしたいと思います。