子どもの言い分を聞く

妻の友達数人を集めスペースを借りて、飲み会を開催しました。
そこで子どもたちを一斉に面倒を見ていたのですが、やっぱりよその子だと思うと気を使いますね。
いつも、自分の子だけなら放置しますが、全員見渡せる立ち位置を探ってみたり。

そんななか、一人豪快な男の子がいました。
みんなで遊んでる中で、おもちゃを全力で投げつけました。

その子は3歳だったので、かなりの勢いです。
たぶん自分の子どもだったらその瞬間怒っていたと思うのですが、

「どうして投げたの?そういうことをしたらみんな悲しいんじゃないかな?」

と聞いたら意外な言葉が返ってきました。

「だって前の電車にぶつかりそうだったから」

なるほど〜〜〜

この子にすると、遅い電車にぶつかりそうになる速い電車を投げる。という対応をとっていただけなんですね。

「おー、そうだったのか!じゃあこんな方法があるよ」

と電車を投げずに、速い電車を止めて上げる方法や、遅い電車をよけてあげる方法を教えてあげました。
するとその子は納得して、その方法を実践して投げるのをやめてくれました。

自分の誘導(質問)がとてもいいものだったとは思いませんが、子どもの言い分を聞いてあげる。というのはこういうことなんだなぁ〜と机上論でなく納得した瞬間でした。