不安によって確保される安全
ご紹介いただいた「安全。でも、安心できない…」を読んで、
正直に打ち明けると・・・
今まで安全と安心のレベルが乖離しすぎる感を感じるとき、
少し冷ややかな目で、安心を求める人を見ていました。
しかし・・・
安心した(安心・危険を意識しない)ところにリスクが発生する
不安がないとそもそも安全が追求されない
といことを理解して、
安全のレベルを確保することで終わりではない
ということを感じました。
同時に
経験などからできたスケールに当てはめて、
より安全な判断が、安心を追求することによって矛盾する時。
このときは「その安心は違うよ」ということを
いわなければならないと思いました。
現実には色々な諸条件が入ると思うので一概には言えませんが。
もやもやしていたことが論理的に書かれており、
なかなかの良書です。